2017年8月22日火曜日

AnkerのBluetooth Keyboard

AnkerのBluetooth Wireless Keyboardをスマホ用に購入した。Ankerはモバイルバッテリーのメーカとして有名だが、このごろはキーボードやスピーカーなどスマホの周辺機器を色々と作っている。

下記の3つの選定条件でAmazonや店頭でいろいろと探した。
  • US配列
  • 電源スイッチ付き
  • キーピッチに余裕がある

US配列のものがなかなか見つからず、最終的にリュードのRBK-3200BTiとどっちにしようか迷っていた。リュードは7000円超えでAnkerは2000円くらい。3倍以上値段が違う。結局、迷っているうちにリュードがAmazonやヨドバシ.comでの販売を終了してしまったので、Ankerのキーボードを購入した。

総合的にはなかなか気に入っている。プラスチック製で高級感はないが、十分に使える。
これまではApple Wireless Keyboard (US)を使っていたのだが、押しボタン式の電源スイッチが敏感で、カバンの中で電源が入ってしまうことが頻発した。しばらくは電池を抜いて運んでいたが、結局めんどくさくなって持ち歩かなくなってしまった。このキーボードは、電源がスライドスイッチで、カバンに入れていても勝手に電源が入ることは今のところない。

また重さの観点でも、Appleのキーボードの半分くらいでとても軽い。折りたたみ型ではないのでかさばるが、可動部がないのできしみがなく安心して打てる。普段大きなカバンを持ち歩いているので、携帯性には目をつぶってうちやすさを優先した。

少しちゃちいので耐久性が不安だが、使い倒していきたいと思う。

2017年8月20日日曜日

読書記録 呪われた町 スティーヴン キング

スティーヴン・キングの「呪われた街」は、20世紀の吸血鬼のお話。Wikipediaによると、1975年に発行されている。処女作のキャリーが1974年なので、スティーヴン・キングのキャリアの最初期に書かれた作品のようだ。

アメリカの田舎町、丘の上にある不気味な洋館、密かに下僕を増やし続ける吸血鬼、という今ではありがちな設定であるが、細かな描写の積み重ねによってグイグイと引き込まれていく。ディテールが恐怖を形作る、というのがよく分かる。

町のいろいろな人に代わる代わる焦点が当たって物語が進んでいくのだが、特に印象に残ったのが、DVを受ける妻と育児放棄された赤ちゃんのところだ。親の身として、小さな命が損なわれていくのはつらかった。きっと読者のライフステージによって共感する人物が変わるのだろうと思う。

ただ、少し描写がバタつくところもあって、努力作という印象を受けた。今でこそモダンホラーの巨匠と言われているが、最初から完璧であったわけではなく、そのキャリアを通じて自分を高めていったのだということがわかる作品であった。

   
 

幻の黒船カレーを追え

水野仁輔著「幻の黒船カレーを追え」を読んだ 。「 銀座ナイルレストラン物語 」( 読書記録 )を読んで、同じ著者が出しているカレーの物語、ということで本書を読んでみた。  今回の感想はややネタバレ気味なので、新鮮な気持ちで読みたい方は、この先を読む前に、本を読んでほしい。  で...