キャサリン・ライアン・ハイド著「ペイフォワード」を読んだ。
ペイ・フォワードは恩送りのねずみ講(表現!?)のようなもので
「人に親切にしたときに、自分ではなく別の3人に親切にするようにお願いする」
という運動だ。
3人 → 9人 → 27人 → 81人 → 243 → 729人 → 2187人 →
と指数関数的に親切の輪が広がっていく。やがて、世界の人口を超え、2度目、3度目の親切が回ってくる。
有名な話で、史実だと思っていた。
この本も、史実を基にしたノンフィクション小説だと思って、読み始めた。
読み終わってみたらフィクションでショックを受けた。
親切で世界を変えたトレバーはいなかったんだ。
いい話なんだけど、アメリカの下流よりの家庭の暗部(アルコール中毒、薬物中毒などなど)も普通に出てくるので、小学生には勧められない。おすすめできるのは中学生~高校生くらいだろうか。
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