2019年6月15日土曜日

読書記録 酒と家庭は読書の敵だ。

目黒考二著「酒と家庭は読書の敵だ。」を読んだ.



著者は,評論家の北上次郎であり,また,本の雑誌の元発行人でもある.

椎名誠の「本の雑誌血風録」や「あやしい探検隊」シリーズで,目黒氏はものすごい数の本を読んでいて,かつ野外に出ると釜炊きをしているイメージを持っていた.

印象に残ったのは次の箇所.
「本は読まなくても買わなくてもいい.見るのがいちばんである.」
「現実には本を買って読み,そのうえ原稿まで書いてしまうが,それはまだまだ私の修行が足りていないのである.」

もっと肩の力を抜いて本を読んでいいんだな,と思わされた.

0 件のコメント:

コメントを投稿

幻の黒船カレーを追え

水野仁輔著「幻の黒船カレーを追え」を読んだ 。「 銀座ナイルレストラン物語 」( 読書記録 )を読んで、同じ著者が出しているカレーの物語、ということで本書を読んでみた。  今回の感想はややネタバレ気味なので、新鮮な気持ちで読みたい方は、この先を読む前に、本を読んでほしい。  で...