今野敏著「プロフェッション」を読んだ.
表紙(単行本)に惹かれた.警視庁の建物を螺旋階段が取り囲んでいて不安な気持ちになる.
警視庁を揺るがす大事件を想像させられたが,別に警視庁は揺るがなかった.
そうではなくて,ST(科学特捜班)の個性的な面々が,それぞれの専門性を発揮して奇妙な誘拐事件を解決する話だった.
専門家の能力がすごいので,事件は淡々と解決してしまった印象である.
登場人物のキャラ付けのために,やや積極的にステレオタイプにはめにいっているように見えたのがちょっと気になった.
知らなかったけど,テレビドラマにもなっていたみたい.
2019年6月30日日曜日
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