2019年7月10日水曜日

読書記録 その英語仕事の相手はカチンときます

デイビッド・セイン著「その英語仕事の相手はカチンときます」を読んだ.本書では,職場でありそうなシチュエーションごとに「カチン」とくる言い方と,正しい言い方が提示される.見開きで1シチュエーションなので,サクサク読める.



最初の例は
「週末どうだった?」という質問に対する
"Fine."
という回答。これは愛想のない答えで、まぁまぁという度合いが強い.

おすすめは
"pretty good."だそうだ.
ネイティブがよく使うと.

いいな,と思ったのは,正しい言い方が複数あること.丁寧さの違いや、自信の有無などをグラデーションで示してくれる.これを見ていると,英語にも謙遜とか敬語ってあるよな,と思う.

こういう例が100個ぐらい載っている.感覚な部分も多いので,暗記(!)しないとしょうがない部分も多い.が,「英語を暗記しないでモノにする方法」を意識しながら,例を眺めていると,仮定法で柔らかくする,断定を避けること(I think ..., I'm afraid ...とか)で柔らかくするなどのルールがあるよなと思った.


これを読んで,コードのレビューのときなどに
「失礼じゃないかな?強く言い過ぎてないかな?」
と意識するようになった.あとは復習ですね.

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