岡崎琢磨著 珈琲店タレーランの事件簿 4 ブレイクは五種類のフレーバーで を読んだ
これまでの3冊は長編だったが,今回は短編集である.5つの短編と1つのショートショートが収録されている.
今作では,バリスタの切間美星は脇役にまわり,脇役の人たちや,過去作の登場人物が活躍する.続編というよりはサイドストーリーで,タレーランの世界に奥行きと広がりを与えてくれる.
ただ,ちょっとアオヤマさんの振る舞いが本編と比べると頼りなさすぎるように感じて,違和感があった.最後にビシッと締めてくれたので,そういう演出だったのだろうけど.
ともかく,1話50ページくらいでサクッと読めるし,気分転換によかった.
次の事件簿5がいよいよ最終巻.楽しみだ.
タレーランの事件簿シリーズ
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